研修生から就農までの道筋

独立自営就農を目指す

研修生から始まり、独立自営就農を目指す場合の大まかな道筋のイメージをご紹介致します。

日南町の田園風景画像

独立自営就農

研修生1年目
3月末(研修開始前) 1)就農品目、就農形態の決定
・原則、日南町の主要品目で、町内の生産組織による支援を受けることが可能ある水稲、トマト、白ネギ、ピーマン、ブロッコリー、畜産等による就農とする。
・特に希望品目がない場合は夏秋トマト、または白ネギを優先して選択する。
4、5月を中心に通年 2)基礎研修
・町内の農家や日南試験地等で農業全般について研修開始から2ヵ月程度の期間基礎体験し、自分自身の農業感と農業の現実を確認する。
・また、年間を通じて農業や農村社会の理解をより深められるよう、随時、体験等の機会を設ける。
6-3月を中心に通年
(6~11月)
(12~3月)
3)専門研修
・地域(生産部等)との協議の上、選定した農業者の下で個別に実習し、栽培技術や作業技能、経営理念や管理について習得する。
・農閑期等には、農業に必要な知識(生産、販売流通、経営、農業政策等)等について集合研修として座学や視察研修等を行う。
10月頃から 4)農地、作業場、住居等の確保
・研修生の事情や要望を踏まえながら、生産部等の助言も参考に就農品目に適した農地を普及所や農業委員会等に相談して選定・確保する。
・農地の選定に当たっては、生産面や社会的側面(各種権利状況、地域の約束事など)も含めた確認が必要。
・農業委員会に相談し、就農に間に合うよう、農地利用(取得、貸借)に係る認可手続きのスケジュールを決めておく。
・その時々の状況、地域の状況により、優良農地が入手できるとは限らない。
・農地は営農において最も重要な要素であり、住居よりも農地を優先して選定し、住居と作業場等を農地になるべく近い場所に確保する。
11~4月 5)就農計画作成
・先ずは研修生自身が現実的な就農イメージ(構想)を持ち、指導員の指導の下、普及所担当者など関係機関の協力を得て作成する。
・地域の実態を踏まえた経営計画を策定する。
研修生2年目
4~11月 6)専門研修
・実際にほ場を借りて就農品目を自力で生産し、模擬的に経営を実践(実作)する。実作中は、必要に応じて研修先農家等の適任者が技術支援を行う。
5月以降 7)青年等就農計画
補助事業
資金計画と借入
農地の取得または貸借の申請等手続き

・役場や融資機関の指示に従い申請する。
・承認されたら計画に従って実行し、完了報告等必要な報告をする。
4月 8)就農

■その他詳細については日南町就農研修運営の手引きをご覧ください。